遺品整理サービス 港店

大田区で身内が亡くなったときの部屋片付け

-― 配偶者・内縁関係・お子さん…立場によって異なる進め方 ―

身内が亡くなったあとの部屋片付け――何から始めたらよいか戸惑う方も多いのではないでしょうか。
特に「亡くなった方との関係性」によって、手続きや判断の順序が微妙に変わってくるため注意が必要です。
たとえば、配偶者として部屋を整理する場合と、子どもとして対応する場合では、鍵の管理や相続に関わる書類の扱い、同居していたかどうかなどで進め方が異なります。
また、内縁関係の方は法的な立場が不安定な分、感情的なつながりがあっても思うように進められないケースもあります。
本ページでは、品川区での片付けの流れをふまえながら、それぞれの立場で気をつけたいポイントをやさしく解説します。

大田区で配偶者(夫・妻)が亡くなった部屋の片付け

感情と実務が重なる最も難しい場面。まずは落ち着いて、必要な手続きから始めましょう。

配偶者が亡くなられた後の部屋の片付けは、精神的な負担と同時に、現実的な手続きが重なるタイミングでもあります。とくに同居していた場合、すぐに生活空間そのものが変わることから、無理に一気に片付けようとすると、心身ともに疲れ果ててしまう方も少なくありません。

最初にするべきことは、死亡届や年金・保険などの死後事務手続き。その中で必要となる書類(保険証・通帳・印鑑など)を探しながら、少しずつ部屋の整理に手をつけていくのが理想です。

処分や移動を急がず、まずは「何が必要か」「何を残すべきか」をゆっくり判断しましょう。
もし時間が取れない・片付けに手をつけられない場合は、遺品整理の専門業者に一部を任せるという選択もあります。

周囲のサポート|配偶者を亡くされた方に寄り添うために

配偶者を亡くされた方は、深い喪失感の中におられ、
何から手をつけてよいか分からない状態にあることも少なくありません。

このようなとき、身近な家族や友人ができるのは、
片付けを急かさず、生活の一部を一緒に整えることです。

たとえば、「生活スペースだけを少し整える」「必要な書類だけを一緒に探す」といった
小さな行動を丁寧に重ねることが、心の落ち着きにつながることもあります。

無理に手を出すのではなく、相手の気持ちやタイミングを尊重しながら、
「困ったときはいつでも手伝うからね」と静かに伝えること。

片付けは心の整理と結びつくこともあるため、時間がかかっても当然という前提で、
急がせず、寄り添いながら支える姿勢が求められます。

注意しておきたいこと|共同生活の整理と生活インフラの見直し

配偶者を亡くした後は、日常生活の「当たり前」が突然変わります。
とくに**共同で使っていたもの(名義・契約)**については、早めの確認と整理が必要です。

たとえば:

  • 電話やインターネットの契約
  • 電気・ガス・水道などの名義変更
  • 銀行口座やクレジットカードの停止・解約
  • 生命保険や医療保険の請求手続き
  • 住民票や年金などの公的な手続き

配偶者が契約者であった場合、残された方が放置してしまうと、
引き落としが継続したり、サービスが止まってしまったりする可能性もあります。

すぐにすべてを終わらせる必要はありませんが、
「必要なもの」「不要になったもの」を一緒に確認してあげることが、
生活の再スタートを助ける一歩となります。

部屋の片付けは、気持ちの整理がついてからで大丈夫です

故人と暮らしていた部屋は、引越しをするわけではありません
生活が続いていく場所だからこそ、無理に急いで片付ける必要はありません。

むしろ、思い出や日常の痕跡が詰まった空間を整理するには、
心の準備や気持ちの整理がついてからでないと、手が止まってしまうこともあります。

「少しずつ」「できるところから」「一緒に考えながら」——
そうしたペースで取り組むことが、悲しみと向き合いながら進む片付けには大切です。

無理のない範囲で、できることから始めてみましょう。

大田区のマンションからご主人を亡くされた奥様の事例

70代のご婦人現在息子さんが海外で
「片付けなんて、まだ手をつける気になれなくて…」。
大田区で50年以上一緒に暮らしたご主人を亡くされた奥様。お電話の第一声は、気丈に話されながらも涙を堪えているのが分かりました。今もその部屋で一人暮らしている中、何をどうすべきか迷っておられました。息子は、仕事の都合で1週間して転勤先のヨーロッパに戻られたとの人で、寂しさこみあげてくるのでしょうね。

=相談と作業の様子=
ご相談いただいたのは四十九日を過ぎた頃でした。お話を伺うと、「今も毎朝『おはよう』って声が出るの」と。それでも、通帳や保険の書類など手続きに必要なものは探さなきゃいけない、と自分を奮い立たせていました。
一緒に書類棚や押し入れをゆっくり見ていきながら、「これは夫の大事にしてた万年筆…」「このカバン、出張のときに使ってたわね」と思い出がぽつぽつとこぼれました。
無理に処分はせず、保管・保留・手放すものを分類。リビングだけは動線を整えて、今の暮らしが続けやすいように。
「全部は無理だったけど、少し前に進めた気がします」。最後にそう言われ、私たちも胸が熱くなりました。

=こちらの事例の料金=
当社がお手伝いしたのは、スタッフが1名2日間でした。お話相手半分お片付け半分で、1日要らないゴミを20袋程度で33,000円×2日間=66000円になりました。

大田区で内縁関係のパートナーが亡くなった部屋の片付け

法的な立場の壁と向き合いながら、暮らしの整理をどう進めていくか

内縁関係(事実婚)で長年連れ添ってきたパートナーが亡くなられた場合、
精神的な悲しみに加えて、法的な立場の不安や制限が現実の課題としてのしかかってきます。

とくに「名義がすべて亡くなった方である」「法的な相続人ではない」などの場合、
部屋の片付けを進めようとしても、手続き上の制限親族との調整が必要になることがあります。

最初に確認しておきたいこと

  • 自分にどの程度の「手続き権限」があるか
  • 銀行・保険・賃貸契約などの名義や承継について
  • 遺族(法定相続人)との関係と、部屋や家財についての合意の有無

このような点を冷静に確認しながら、感情的なトラブルを避けて丁寧に進めることが求められます。ナーを支える際に、何よりも大切な配慮です。

注意しておきたいこと|手続きと財産管理の線引き

  • 家財を動かす前に、「何を誰が所有しているのか」を確認しておくことが重要です
  • 特に高価な物や記録媒体、契約に関わる書類については、勝手に処分や移動をしないことが後のトラブル防止になります
  • 相続人や親族から了承が得られていない場合、片付けに踏み込む前に、まず連絡・相談するのが望ましいです

気持ちの整理と現実のバランスを大切に

形式的な夫婦ではなくとも、長年連れ添ってきた関係の深さは言葉に尽くせません。
片付けは、単なる清掃や処分ではなく、気持ちの区切りと向き合う時間でもあります。

焦らず、感情を無理に抑えず、信頼できる人と共に一歩ずつ進めていく。
それが、心と生活を再構築していく第一歩となるはずです。

大田区の高級賃貸マンションで内縁関係の同居人を失った女性の事例

=IT企業で高収入だった内縁の夫に先立たれ=
「もう10年も一緒に暮らしてきたんです。でも、籍がないってだけで、何もできないなんて…」
突然倒れて亡くなった男性と、長く同居していた内縁の女性からのご相談。病院や葬儀はなんとか終えたものの、部屋の片付けと契約の問題に頭を抱えていました。相手の親族は、遺骨を引き取ったものの遺品は全て廃棄してと言われ、退去も迫られ当社にお声がかかったのです。

=私の収入じゃ家賃払えない再起をかけて部屋片付け=
「大家さんからは、1ヶ月以内に退去してほしいって言われてて…でも、まだ気持ちが追いつかないんです」。
鍵は自分が持っているけれど、契約はすべて彼の名前。公共料金も彼名義で、自動引き落としが今も続いている状態でした。
まずは名義変更や停止のリストを一緒に作成。家賃保証会社や管理会社へも、事情を説明して手続きに立ち会いました。
片付けは、ご本人の意向を尊重して、衣類や雑貨をそのまま段ボールに詰め、落ち着いてから判断することに。「この部屋が彼そのものなんです」と話されていたのが、今も忘れられません。
「今日は、味方になってくれる人がいるって分かって、少し安心しました」と静かにお辞儀された姿が印象的でした。ご依頼は、引越しと彼の遺品の廃棄です。お客さまのご都合で5日間、とびとびで作業を行いました、引っ越し先は、やはり親父大田区ですが、2DKのアパートが決まって引越しも完了しました。

=こちらの事例の料金=
作業は、お客さまの立ち合いで引越し荷物の整理と個人の方の遺品の廃棄を5日間わたって行いました。事前の見積りで廃棄が半分と計算し残りはご婦人の者で引越しです。家賃は、50万円の高級賃貸でしたので養生など追伸の注意が必要でやや割高にはなりました。遺品整理代金2t1.5台×110,000円=165,000円とお引越し3名×25000円3=75000円 合計240000円(税別) 料金は当初見積もりした通りの金額で収まりました。

大田区で一人息子を亡くし悲しみの中で部屋片付け

=30代の息子を心筋梗塞で亡くなられた母親
「鍵は警察から返されました。でも、どこから手をつけていいのか…」
大田区で一人暮らしをしていた30代の息子さんが突然亡くなられたとのことで、青森から来られたご両親が、賃貸アパートの片付けについてご相談くださいました。

=四十九日も終わっていないと怒り心頭の母親=
「昨日まで息子がここで生活していたなんて…」
そう話しながら、父親は息子さんの机の引き出しを、母親はタンスの中の服にそっと触れていました。
ご両親は地方に住んでおられ、東京には何度も来られない状況。しかも、管理会社からは1週間以内の退去を求められていました。
私たちはまず、重要書類やPC、通帳、携帯などの捜索から始め、形見として残したいものを写真で一覧にして一つずつ確認いただきました。
家具・家電の撤去は最小限に抑え、部屋の原状回復にも対応。作業終了後、「まるで他人の部屋みたいになっちゃって…でも、これでちゃんと見送れた気がします」と、涙ながらにお母様が言われたのが、何よりも印象に残っています。

=こちらの事例の料金=
少し広めの1ルームでした。1部屋は一階大田区でもトラックの止めやすいところでした。片付けの料金は、清掃費込みで150,000円(消費税別途)になりました。スタッフ2名と2tトラック1.3台の見積りでした。

お困りごとで進まない時は、専門業者の力も選択肢に

大田区でお亡くなりになった方の部屋片付けについて、今回は多くご相談をいただく3つのケース(配偶者・内縁関係・お子さん)を例に挙げてご紹介しました。
それぞれに置かれた立場や関係性によって、片付けのタイミングや進め方は異なりますが、共通しているのは「突然のことで、気持ちが追いつかないまま対応に迫られる」という点です。

遺された方の悲しみに寄り添いながらも、生活の区切りを少しずつ整えていくことが求められる場面。
無理をせず、一つずつ。焦らず、丁寧に。
もしお困りのことがあれば、周囲の支えや専門家の力を借りながら、進めていける道もあります。

「片付けを始めたいけれど、気持ちがついてこない」「時間が取れない」「大事な書類が見つからない」──。
こうしたお悩みが重なると、どこから手をつければいいか分からず、作業そのものが止まってしまうこともあります。

そんな時は、お亡くなりになった方のお部屋の片付けを専門に行う業者を頼るのも、ひとつの方法です。
私たちのような専門会社では、探し物・片付け・処分・手続きの代行まで一括でお手伝いすることが可能です。
もちろん料金はかかりますが、時間的な負担・精神的なストレス・作業の困難さをまとめて解消できるメリットがあります。

ご自宅の形状ごとの料金目安はこちらでご確認いただけます:

▶ アパート・マンションの片付け料金
 一軒家の片付け料金

ご関心のある方へ、部屋の片付けサービスのご案内です

こちらのページは、家財整理業者をお探しの方に、必要な情報を分かりやすくお届けする」を目的に、家財整理センター編集部が作成しました。

当社では、専任の担当者がご相談から作業完了まで一貫して対応し、見積もりだけでもお気軽にご利用いただけます。
無理な営業や当日の契約などは一切ございませんので、ご安心ください。

「料金の目安を知りたい」「立ち会いできないけれど整理を頼みたい」など、
どのような内容でもかまいません。まずはお気軽にご相談ください。

▶ 本サイト(サービス案内・会社情報)はこちら
→ https://katazuke-2022.com/

▶ ご相談・お見積りをご希望の方はこちら(専用フォーム)
→ https://katazuke-2022.com/contact/

なお、当社の営業エリアは、東京都・埼玉県の全域に加え、神奈川県・千葉県・茨城県・群馬県・山梨県の一部地域にも対応しております。

-遺品整理サービス, 港店

お電話相談は 全店共通/年中無休

03-5843-8387