家の売却を進めたいのに、遠方に住んでいると「片付けのために何度も通うのは現実的じゃない」と感じる方が多くいらっしゃいます。横浜・東京・千葉など別の地域に暮らしながら、埼玉にある実家や空き家を整理するのは、時間も気持ちも大きな負担になります。当社では、立ち会いが難しい方でも進められる方法をご案内しています。
「実家を片付けたいんだけれど、横浜から埼玉まで何度も行くのは無理なんです……」
こうした声は本当に多くあります。
片付けは、やってみると想像以上に細かい作業の連続です。
タンスの引き出し、押し入れの奥、書類の山──
ひとつ開けるたびに昔の物が出てくる。
それを仕分けるだけでも何時間もかかってしまう。
ここで問題になるのが、“通う頻度”です。
毎週1日か2日だけ通って片付けるとして、何ヶ月かかるんだろう。
下手をすると、1年じゃ終わらないよね……。
そんなため息がつい出てしまいます。
さらに、仕分けできたとしても、今度は捨て方の問題。
「いらない物は出たけど、これ一体どうやって捨てるの?」
「燃える・燃えない・粗大ゴミ……全部曜日が違うじゃないか」
「そもそも、通っている日にゴミ出しなんて合わせられないし」
気づけば、
“これ、自分で片付けるのは最初から無理なんじゃ……”
という現実が目の前に立ち上がってきます。
遠方に住んでいる方の悩みは、
物理的な距離だけじゃなく、
“作業が終わるイメージが持てない” ことにもあります。
仕事・家族・自分の生活を抱えながら、
何十年分の荷物を片付けるために通い続けるのは、
想像以上に負担が重いものです。
自分で実家を片付けるか迷う方へ
実家の片付けを「自分でやった方が安いし、気持ち的にも納得できるかも」と考える方は多くいらっしゃいます。
ただ、一軒家の片付けになると、最初に想像しているよりはるかに“作業量が大きい”ことを知っておいてほしいのです。
当社が関わってきた平均的な一軒家では、
スタッフ延べ10名ほどで対応します。
そして搬出に使うトラックは、
2t車を延べ5〜6台 が一般的なボリュームになります。
この数字が示しているのは、
「量が多い」という一言では収まらない現実です。
近くに住んでいれば、
平日少しずつ進めて“何とか形にする”こともあります。
しかし遠方から通う場合や、
土日しか動けない・車がない・運搬手段がない といった条件では、
どうしても限界が来てしまいます。
例えば、
荷物の仕分けだけで丸一日。
そこからゴミの分別、
ゴミ出し日を合わせる調整、
粗大ゴミの予約、
自治体のルール確認、
不用品の運搬……。
そのすべてを お一人で短期間に済ませるのは、ほぼ不可能 です。
実際、「やり始めてみたけれど進まない」「途中で疲れてしまった」というお声を、多くの方から伺います。
実家の片付けは、
“気合”や“やる気”だけではどうにもならない量と手続きが重なります。
無理をして体や心をすり減らす前に、
現実的にどう進めるかを考えることが大切です。
当社への相談・お問合せ
遠くに住んでいて、
「売却前の片付けを自分で進めるのは難しい」と感じている方は、
まずは状況だけお聞かせください。
鍵をお預かりしての作業、
不動産会社さんとの調整、
片付けから掃除・引き渡し準備まで、
専任担当者がまとめてお手伝いできます。

