え、実家こんなに物であふれている? これ僕一人じゃ無理…呆然としているあなたへ

4bbd1c32 b258 4bd7 8bc2 da21cf540434 実家整理・施設入所

実家に入った瞬間、「え…こんなに物あった?」と固まってしまう。
そこから数分、何も考えられなくなる──そんな経験をした方へ。
片付けの現実は、思っていたよりずっと重くて、ひとりでは抱えきれないものです

久しぶりに実家へ足を踏み入れた瞬間、
「ちょっと待って、こんなに物あった?」
と声が漏れることがあります。

リビングの端まで積まれた段ボール。
押し入れからこぼれ出ている布団や洋服。
床に置きっぱなしの紙袋。
台所の棚には、見た覚えのない調味料の山。

その場でしばらく立ち尽くしてしまう──
そんな “呆然の時間” を過ごした方は少なくありません。

そして気づきます。
「これ、僕ひとりじゃ無理だわ……」 と。

片付けは、ただ物を動かせば終わる作業ではありません。
捨てる・残すの判断を一つひとつ積み重ね、
分別し、袋ごとに分け、ゴミ出し日に合わせ、
重たい物は運び出し、
棚を拭き、掃除機をかけてようやく形になる。

頭の中では分かっていても、
目の前の“現実の量”を見た瞬間に気持ちが折れてしまう のです。

特に一軒家は、
部屋数が多い分“荷物の濃度”が高い。
子ども部屋、客間、納戸、倉庫…
どこを開けても物が出てくる。
何年も暮らしていた痕跡が山のように残っていて、
ひとりで片付けきるにはあまりにも重い。

しかも、
・仕事がある
・家族の予定がある
・遠方から通っている
・ゴミ出し日のタイミングが合わない
こうした条件が重なると、
「やろう」と思っても現実的には進みません。

片付けが進まないのは、
あなたの気合が足りないからでも、
要領が悪いからでもありません。
ただ単に、
“量が多すぎて、ひとりでやるには無理がある”
というだけの話です。

呆然とするほどの量を前にしたとき、
まず落ち込む必要はありません。
同じ経験をしている人は驚くほど多いのです。

一人で、または家族だけで実家を片付けられる条件って?

「自分で何とかしよう」と思うのは立派なこと。
でも、現実には“できる人”には共通の条件があります。
その条件がそろっていないと、途中で止まってしまうのは当たり前です。


● 仕事の時間に余裕がある

平日でも数時間動ける、
休みが取りやすい、
体力に余裕がある。
この3つがそろっていると進みやすいです。
逆に、土日だけしか動けないと、ほぼ終わりません。


● 車があり、運搬ができる

分別して袋に入れても、
実家に大量に残るのは“運び出す力”です。
車がない、運べない、腰に不安がある──
これだけで難易度が一気に上がります。


● 近くに住んでいる

片道1時間以内。
これが“自力で片付けが完了する人”のほとんどの条件です。
遠方だと、片付けより移動の負担が先に限界を迎えます。


● 兄弟や家族の協力が得られる

ひとりで判断し続けるのは本当にしんどいもの。
「捨てる・残す」を家族で分担できるかどうかで、
精神的な負荷も変わります。


● 実家に“物が少ない”

これは意外と最大の条件。
10年以上ほとんど触られていない荷物、
納戸・倉庫・押し入れに残ったままの物。
これらが多いと、一人ではまず終わりません。


● ゴミ出しの曜日に合わせられる

燃えるゴミ、燃えないゴミ、資源、粗大──
全部曜日が違います。
“行ける日”と“出せる日”が合わないと、
どれだけ仕分けしても実家から物が減りません。


● 気持ちが折れない

一番大事なのはここ。
実家の荷物は、思い出・写真・書類・過去の物が多く、
触るだけで気持ちが揺れることがあります。
作業を続けられる精神状態であることが必要です。


◆【まとめ】

つまり、
「近い・時間がある・車がある・協力がある・荷物が少ない」
この5つがそろって、やっと“自力で片付けが現実になる”ということ。


当社への相談・お問合せ

もし今、物の量を見て立ち尽くしているなら、
そのまま無理に手をつけなくても大丈夫です。
状況だけ話してもらえれば、進め方をご案内できます。
見積り後のしつこい連絡はしませんので気楽にどうぞ。

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