・遺品整理コラム集

遺品整理の相場より「安くなるケース」「高くなるケース」どこが違う?

遺品整理の料金は、一般的に間取り別に公開されています。これらの価格は一般的な相場を示すものであり、実際の作業によっては多様な要因によって安くなる場合もあれば、高くなる場合もあります。例えば、作業が効率的で家財の量が少ない場合は、料金が相場より安くなることがあります。逆に、家財が多く特殊な処理が必要な場合や、作業場所のアクセスが困難な場合は、料金が高くなる傾向があります。
こちらのコーナーでは、それぞれの代表的なケースを取り上げ解説しました。

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遺品整理料金ガイダンス

▶遺品整理料金相場
当社の料金表をご案内。実際に近い料金をご案内していますので、業界の相場として見ていただけます。

=遺品整理l料金表=

標準料金に含まれる
出張費・職員人件費(分別・整理・積み込み)・不用品廃棄費・簡易清掃
別途オプションで費用がかかるもの
供養・荷物配達・特殊清掃・高所作業・解体費用など

間取り荷物少なめ(1階)3階以上EV無し荷物多め(1階)3階以上EV無
1K50,000円75,000円75,000円100,000円
2K150,000円175,000円200,000円250,000円
3DK250,000円(外回りなし)-350,000円(外回り有)-
一軒家(4DK)2階建て400,000円~500,000円-500,000円~700,000円-

料金のポイント
✅ 2トントラックの積載量で料金見積り
✅ 細かいゴミが多いと割高、

▶遺品整理業者の料金体系

遺品整理の料金は、間取り・荷物の量・作業環境によって決まります。 基本的には、1K・2K・3DK・一軒家などの間取りごとに料金の目安が設定されており、荷物の量が多いほど費用が高くなります。 また、エレベーターのない高層階や、作業が困難な環境では追加料金が発生することがございます。料金は2トントラックの積載量を基準に見積られ、細かいゴミが多いと割高、粗大ゴミが多いと割安になる傾向があります。 基本料金には、出張費・スタッフ人件費・不用品の廃棄費用・簡易清掃が含まれますが、供養・荷物の配達・特殊清掃・解体作業などはやや費用がかかります。正確な料金は、荷物の量や作業条件をもとに事前見積もりで確認するのが一般的です。

▶基本料金に含まれるサービス

遺品整理の基本料金には、以下のサービスが含まれます。

  1. 出張費
     作業スタッフが現地へ訪問する際の費用です。
  2. スタッフの人件費
     遺品の仕分け・整理・トラックへの積み込み作業を行うスタッフの作業費用が含まれます。
  3. 不用品の廃棄費用
     不要になった家財やゴミを適切に処分するための費用です。一般的な家庭ゴミや粗大ゴミは基本料金内で処理できます。
  4. 簡易清掃
     作業後のお部屋の掃き掃除や拭き掃除など、簡単な清掃が含まれます。

なお、基本料金内では対応できない供養・荷物の配達・特殊清掃・解体作業などは別途費用がかかるため、事前に見積もりをすることが重要です。

▶オプションとして提供サービス

基本料金には含まれない、追加費用が必要なサービスには以下のようなものがあります。

  1. 遺品の供養
     仏壇・位牌・写真・手紙など、大切な品を供養して処分するサービス。
  2. 形見分けの配達・運搬
     形見分けの品や貴重品を、指定の住所へ配送・運搬するサービス。
  3. 特殊清掃
     孤独死・ゴミ屋敷など、強い臭いや汚れがある場合の専門的な清掃。
  4. 貴重品の探索・仕分け
     現金・重要書類・思い出の品などを丁寧に仕分けし、探索するサービス。
  5. 解体作業
     物置・家具・建物の一部を解体する作業。
  6. 高所作業・重機を使用する
     エレベーターなしの高層階や、大型家具の吊り下げ搬出が必要な場合。
  7. リフォーム・原状回復
     賃貸物件の退去時に必要な修繕や、リフォームの手配。

これらのオプションは、作業内容に応じて追加料金が発生します。事前にお見積もりすることで、必要なサービスを選択できます。

▶業者間で料金が異なる理由

  1. 料金設定の基準が異なる
     業者ごとに、基本料金に含まれる範囲や料金の計算方法(間取り別・トラック積載量別など)が異なります。
  2. スタッフの作業費
     人件費は業者によって違い、スタッフの人数・スキル・作業スピードによって料金が変動する。
  3. 廃棄の処理方法
     自治体の処分場を利用するか、民間の廃棄業者と提携するかで廃棄コストが変わる。
  4. 対応エリアと出張費
     地域密着型の業者は出張費が安いことが多いが、遠方対応の業者は交通費や移動コストが加算される。
  5. オプションサービスの有無
     提供養・特殊清掃・貴重品探索など、追加サービスが含まれていない場合は料金が変わります。
  6. スタッフの見積りスキル
     経験豊富なスタッフは荷物の量・作業の難しさを踏まえて判断し、適正な見積りを出せるが、未熟なスタッフは高い・安めにズレがあることがある。
  7. 企業規模と運営コストの
     大手業者は広告費や運営コストが高く、料金がやや割高に。一方、個人経営の業者は比較的安いことが多い。

適正な価格で依頼するために、複数の業者で見積りを比較することが重要です。

▶遺品整理と回収業者の違い

  1. 仕事の目的とサービス内容
    • 遺品整理:亡くなった方の遺品を丁寧に整理・仕分けし、当事者の要望に応じて供養や清掃を行います。感情的な配慮が必要なため、手間と時間がかかります
    • 回収業者:不用品を迅速に回収・処分するのが主な目的です。遺品整理のような緩やかな仕分けや供養は行いません。
  2. 作業の丁寧さ
    • 遺品整理:遺品整理は、遺族の気持ちを大切に、一つ一つ丁寧に作業を進めることが求められます。整理した物が後々必要になる可能性があるため、慎重に取り組む必要があります。
    • 回収業者:回収業者は、効率的に回収することが重視され、遺品の仕分けや感情的な配慮が少ない場合があります。
  3. 料金体系
    • 遺品整理作業内容や荷物の量、清掃や供養などのオプションサービスが料金に含まれるため、回収業者より高額になることが一般的です。
    • 回収業者:基本的に回収する物の量と種類、作業環境によって料金が決まりますが、遺品整理に比べ比較的安価です。

遺品整理と回収作業は、それぞれの目的やサービス内容に大きな違いがあります。遺品整理は遺族の心情に寄り添いながら丁寧に進むサービスであるため、正しい料金設定追加サービスの確認が重要です。

▶遺品整理でトラブルが多く見られるケース
トラブルケースは、消費生活センター・googleの口コミ・お客さまとの会話などから見聞きした情報を編集部が整理したものです。
  1. 追加料金の発生
     最初の見積りよりも大幅に高額な請求をされるケース。事前に「追加料金なし」と確認が必要です。
  2. 不用品不法投棄
     不用品を適切に処理せず、極力廃棄する業者もいる。処理方法を事前に確認することが重要。
  3. 貴重品の紛失・手持ち
     現金・貴重品・思い出の品が整理中に紛失するトラブル。作業前に貴重品を分けて保管するのが安全です。
  4. 作業中の破損・損傷
     家具や建物をお守りされても、補償がない業者では対応してもらえない。契約前に補償の資格を確認。
  5. 対応が雑・作業がずさん
     整理や清掃が適当で雑な作業をされることも。口コミや評判を事前にチェックすることが重要です。
  6. 見積りと異なるサービス内容
     「清掃込み」と言われたのに清掃されないなど、約束したサービスが提供されないケースもあります。
  7. 悪質業者による詐欺
     格安を謳って契約後に高額請求する、契約書を交わさないなどの悪質業者もあるため注意が必要です。

信頼できる業者を選ぶために、複数社の見積りを比較し、契約内容をしっかり確認することが大切です。

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相場料金より安くなるケース

家財の処分量が少ない

遺品整理において家財の処分量が少ない場合、料金が相場より安くなる理由はいくつかあります。まず第一に、少ない量なら作業時間が短縮され、それに伴い業者の労働コストが低減されることが考えられます。また、少量の家財やゴミは処分コストが抑えられるため、業者側もその分料金を安く提示することが可能です。さらに、作業効率が良くなりますから、作業の進行がスムーズで追加の作業人員や車両が不要になる可能性が高まります。これにより、追加コストや特殊処理の必要性が低減され、総合的に料金が安くなる傾向があります。依頼主が事前に整理作業を進め、不要なものを除外することで、さらに料金を抑えることが可能です。最終的な見積もりは現場の具体的な状況によって異なりますが、家財の量が少ない場合は通常、相場よりも10%から30%程度安くなることが見込まれます。

トラックが玄関(出入口)前に作業車を停められる

作業車両が直接玄関付近に停めることで、物品の運搬が大幅に簡略化されます。これにより、運搬経路が短くなり、時間と労力を節約できます。特に大型家具や重い物品の移動が容易になるため、業者が必要とする作業時間が短縮されるでしょう。
また、アクセスが良好な場所では、作業員が運ぶ物品の数も増え、作業の効率が向上します。これにより、作業員の労働時間が削減され、その分の人件費が削減される可能性があります。
さらに、適切な駐車場所が確保されていることで、追加の駐車料金や駐車違反の罰金を支払う必要がなくなるため、業者の運営コストが低減されます。

すでに必要な物を運び出している

作業車両が直接玄関付近に停めることで、物品の運搬が大幅に簡略化されます。これにより、運搬経路が短くなり、時間と労力を節約できます。特に大型家具や重い物品の移動が容易になるため、業者が必要とする作業時間が短縮されるでしょう。また、アクセスが良好な場所では、作業員が運ぶ物品の数も増え、作業の効率が向上します。これにより、作業員の労働時間が削減され、その分の人件費が削減される可能性があります。
さらに、適切な駐車場所が確保されていることで、追加の駐車料金や駐車違反の罰金を支払う必要がなくなるため、業者の運営コストが低減されます。

生ごみなどはすでに処理している

生ごみや食品などの処理は特別な注意が必要であり、そのために追加の清掃作業や特殊な廃棄方法が必要になることがあります。しかし、依頼主が事前にこれらを処理している場合、業者側の負担が軽減されます。その結果、追加の清掃費用や廃棄費用を請求される可能性が低くなり、料金が安くなることがあります。
また、生ごみや食品の処理が済んでいると、作業現場の環境が清潔に保たれるため、作業員が快適に作業を進められることがあります。これにより作業効率が向上し、結果として時間を節約できるため、料金の削減に繋がります。
全体的に見て、依頼主が事前に生ごみや食品などの処理を行うことで、遺品整理業者の負担が減り、その分のコストを削減できるため、料金が安くなるケースがあります。したがって、依頼前に可能な限り不用品や生ごみの整理を行うことが、コスト削減に繋がる重要なポイントとなります。

業界の閑散期で依頼した時

遺品整理業界では、閑散期を利用することで料金が通常よりも安くなることがあります。特に正月明けや連休後の1週間などは、需要が低迷する傾向があります。業者はこのような時期に積極的に仕事を確保したいと考え、料金競争が活発化します。需要が少ないため、業者は顧客を引きつけるために料金を割引する場合があります。また、業者側がプロモーションやセールを実施することもあり、その期間中に依頼することで料金が安くなることがあります。依頼主にとっては、閑散期を狙って遺品整理を依頼することで、コストを抑えることができる利点があります。したがって、需要と供給のバランスが影響する閑散期を活用することで、経済的に有利な遺品整理を進めることが可能です。

買い取れる遺品が多くある場合

遺品整理の料金は、作業内容や物量によって変動しますが、平均相場より安くなるケースの一つに「買い取りできる遺品が多くある場合」があります。例えば、ブランド品、貴金属、骨董品、家電、未使用の家具など価値のある品が多い場合、買い取り額が整理費用から差し引かれ、結果的にコストが抑えられます。特に貴金属や高級時計などは高額査定がつくこともあり、大幅な値引きにつながることも。また、リユース可能な家具や家電が多ければ、処分費用が削減されるメリットもあります。そのため、事前に「どの品物が買い取り対象になるのか」を確認し、適正な査定を受けることが大切です。買い取りをうまく活用することで、遺品整理の費用負担を軽減しながら、遺品を有効活用することができます。

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相場料金より高くなるケース

家財の処分量が多い(箪笥や収納がぎっしり)

遺品整理の料金が相場よりも高くなるケースには、家財の処分量が多い場合が主な要因です。箪笥や収納がぎっしりと詰まっていると、時間と労力がかかります。業者は家財を丁寧に運び出し、必要に応じて分解してから廃棄する必要があります。これには追加の作業員やトラックが必要になるため、その分のコストがかさみます。また、廃棄量が多ければ、処分費用も増加することになり料金は同じ間取りでも高くなります。さらに、家財が詰まっていると作業スペースの確保が難しくなります。大型家具や重い物品を取り出す際には、慎重な作業が求められ、そのための時間と手間が増え相場より高くなります。

トラックを離れた場所に停めて積み込む必要がある

作業車両を遠隔地に停めて作業を行う場合、遺品整理業者にとって時間や労力がかかることが一般的です。例えば、トラックを少し離れた場所に停めてから積み込みを行う場合、以下のような理由で料金が上がることがあります。まず第一に、遠隔地に車両を停めることで、作業にかかる時間が増加します。業者は作業現場から離れた場所に車両を移動させ、その後に遺品や家財の積み込み作業を始める必要があります。この移動時間や積み込みの準備にかかる時間が増えることで、作業全体の時間が延び、それに応じて料金も上がる傾向があります。
また、遠隔地での作業では、移動中の交通や駐車場の確保などの問題が発生する可能性もあります。これにより業者側は追加の労力を要することになり、その分のコストを料金に反映させる場合があります。
さらに、遠隔地での作業では作業効率が低下することも考えられます。現場と遠隔地の往復や物品の積み込み・運搬の手間が増えることで、作業全体の労力が増し、それに応じて料金が高くなることがあります。

エレベーターまでの距離が遠い

遠い距離を移動することで作業にかかる時間が増加します。業者は遺品や家財を運ぶ際に、長い経路を通ってエレベーターまで移動しなければなりません。この移動時間が増えることで、作業全体の時間が延び、それに応じて料金が増える可能性があります。
さらに、エレベーターの利用により追加の時間や労力が必要になる場合も考えられます。エレベーターの待ち時間や利用の制限、または運搬経路が狭い場合には、作業員が慎重に物品を運ぶ必要があります。そのため、作業の効率が低下し、それに応じて作業にかかる時間や料金が増加する可能性があります。
また、長い距離を移動する際には、作業現場との間で物品を運搬するための追加の手間や労力が必要になる場合もあります。重い家具や大型の荷物をエレベーターまで運ぶ際には、特に慎重さが求められるため、それに応じた時間と手間が増加するので相場より高くなります。

生ごみなど食品が多く残っている

生ごみや食品が多く残っている場合、遺品整理業者にとって追加の処理が必要となり、その結果として料金が増加することがあります。特に生ごみや食品は、その処理には特別な注意と手間が必要です。生ごみや食品の処理は衛生上の理由から慎重に行われる必要があります。これらの廃棄物は通常のゴミとは異なり、特定の処分方法や場所で処理されることが求められる場合があります。
生ごみや食品が多い場合は、その処理に追加の労力や時間が必要です。業者はこれらの廃棄物を適切に分別し、運搬や処分するために追加の手間をかける必要があります。特に匂いの問題や衛生面の配慮が必要とされるため、作業の複雑さが増し、それに伴って料金が増加することがあり相場より高くなります。

物置など部屋以外にも廃棄がある

物置やその他の部屋外に多くの廃棄物がある場合、一般的な遺品整理業者の価格表にはその作業が含まれていないことがあります。物置の片付けや家財の撤去には追加の作業時間と労力が必要であり、これが料金増加の要因となります。特に、物置や外部の部屋からの運搬が複雑な場合や特殊な廃棄物処理が必要な場合、料金が加算されるため相場より高くなります。

部屋の床が見えないゴミ屋敷になっている

遺品整理の中でも部屋がゴミ屋敷になっていると、通常の遺品整理と比較して廃棄物の量が著しく増加するため、料金が相場よりも高くなります。床が見えないほどに物品が詰まっており、適切な処分が特に困難な場合が多いため、業者にとって一般の家庭の遺品整理より作業時間と労力がより多く必要とされます。遺品整理の相場からかなりかけ離れた料金なります・、

標準より多いオプションを依頼している

ご依頼者の要望に応じて、遺品整理業者は標準的なサービスにさまざまなオプションを追加することがあります。これには、特定の家具や品物の保存、特別な清掃や修復作業、さらにはエレベーターの利用や特殊な廃棄物処理などが含まれます。これらのオプションは、ご依頼者の要求に合わせて調整され、作業の内容や時間、使用する資材に影響を与える場合があります。例えば、家具や品物の保管が追加される場合、保管スペースの確保や保管期間に応じた管理が必要となります。また、特別な清掃作業が要求される場合は、専門的な清掃機器や洗剤の使用が必要になることがあります。これらのオプションは料金にも反映されるため、軽微な無料おふしょんを超えたものが多いと相場の料金より高くなることになります。

これらの要因を考慮し、遺品整理の見積もりを依頼する際には、現場の具体的な状況や条件を業者に正確に伝えることが重要です。それによって、適切な料金設定やサービス内容を見積もってもらうことができます。

遺品整理で高所作業が発生する場合と料金相場

遺品整理では、通常の作業に加えて高所作業が発生することがあります。例えば、屋根裏や天井収納の整理、エアコンの取り外し、高い場所にある遺品の回収などが該当します。こうした作業は通常のプランには含まれていないため、現地見積もりの際にオプション料金として別途算出されるのが一般的です。高所作業の料金は、作業の難易度や必要な機材、人員によって異なります。事前にしっかりと確認し、予算に応じた対応を検討することが大切です。

1.ピアノの搬出で重機が必要な場合

ケース:大型のグランドピアノやアップライトピアノを、階段での搬出が困難な場合
対応:クレーン車やユニック車(クレーン付き小型トラック)で窓やベランダから吊り下げ
料金相場: 30,000円~80,000円(ピアノのサイズや搬出方法による)
ただ、一般的にピアノの買取会社が行うため売却代金から相殺されます。ピアノ買取会社の相場は30,000円が相場のようです。
注意点:
ピアノの重量は200~500kgになるため、人力のみでは難しい
搬出後の輸送距離や設置場所によって追加料金が発生

2. 3階以上のエアコン室外機の取り外し

ケース:エアコンの室外機がベランダではなく外壁に設置されている場合
対応:高所作業車(リフト)やクレーンを使用しての取り外し
料金相場: 10,000円~30,000円(業者によっては標準作業に含まれる場合も)
注意点:
取り外したエアコンの処分価格は別途かかります(3,000円~5,000円程度)
取り付け工事の方法によっては追加作業費が発生

3. 100kgを超える家具の搬出

ケース:大型の婚礼家具、大型食器棚、金庫、マッサージチェアなど
対応: 3名以上で対応可能なら基本料金内(オプション料金なし)
料金相場: 5,000円~20,000円(オプションが必要な場合)
注意点:
搬出経路が狭い場合、家具の分解や吊り下げ搬出が必要になる
金庫の場合は中身の確認をしておく(保管方法が異なるため)

🔹重機が必要になるその他のケース

1️⃣屋根裏やロフトにある荷物の搬出→ はしご・リフト作業(10,000円~30,000円)
2️⃣庭に置かれた大型機械の処分(農機具・大型倉庫など) → ユニック車使用(20,000円~50,000円)
3️⃣蔵や倉庫の整理で大型品の搬出→フォークリフト作業(30,000円~70,000円)

📌遺品整理の高所作業・重機搬出のポイント

業者に事前相談して、追加料金の有無を確認する
搬出方法によって料金が大きく変わるため、複数業者に見積見積り
特にピアノや大型家具は、買取やリサイクル可能かも検討する

遺品整理で発生しする解体撤去の主なケースと料金

遺品整理では、不要となった物の処分だけでなく、適切な方法での撤去が求められる場合があります。特に、物置の解体と処分、枝木や大木の伐採と処分、テラスやカーポートの解体と処分などは、適切な業者と連携することで、安全かつ効率的に進めることができます。
これらの解体処分にかかる費用は、解体作業に必要なスタッフの人件費と廃棄処分代が基本となります。処分する資材や木材の種類によっては、リサイクル可能なものを活用することで費用負担を軽減できる場合もあります。こうした作業はオプションとして現地見積もりの際に料金が算出されるため、事前に相談しながら進めることが重要です。

解体撤去の見積り計算方式

遺品整理で発生する解体処分の主なケースと料金

遺品整理では、不要となった物の処分だけでなく、適切な方法での撤去が求められる場合があります。特に、物置の解体と処分、枝木や大木の伐採と処分、テラスやカーポートの解体と処分などは、オプションとして予め見積りに入りておくとお安くスムーズに進みます。これは、社内の最適なスキルを持ったスタッフを確保しておきお客さまのとこ遺品整理の作業として就くことで別のスタッフを改めて手配する必要がなく無駄なコストが省けるからです。

遺品整理のオプションとして行う場合と単独依頼の場合の料金の違い

解体処分を遺品整理のオプションとして依頼する場合と、単独で依頼する場合では、見積もり料金に違いが出ます。オプションとして利用する場合、他の作業と同時に行うことで作業効率が向上し、スタッフの人件費が削減されるため、単独依頼と比べて50%程度安くなることが一般的です。この方式は当社に限らず、多くの業者でも採用されている可能性が高いため、オプションでの依頼がお得といえます。

料金の見積もりについて

料金の見積もりは、人件費と廃棄処分代で構成されます。業界の平均的な1日のスタッフ人件費は25,000円が相場となっています。

  • オプション利用時の人件費:12,500円(単独依頼の50%オフ)
  • 単独依頼時の人件費:25,000円
  • 廃棄処分代:2t(約4.5㎥)あたり80,000円~120,000円で、割合に応じて算出

適切なプランを選択し、コストを抑えながらスムーズな作業を進めることが大切です。

高い追加料金支払うと相見積もりしても意味がない

追加料金が起きやすい一軒家

遺品整理を依頼する際、多くの人が複数の業者に見積もりを取り、少しでも安い業者を選ぼうとします。しかし、契約時の料金が安くても、作業が進むにつれて高額な追加料金を請求されるケースが少なくありません。その結果、相見積もりをした意味がなくなり、最終的には高額な費用を支払うことになることもあります。特に、業者によっては見積もりを低く提示し、作業後に「予定より荷物が多かった」「オプションが必要になった」などの理由で追加請求をすることがあります。こうしたトラブルを防ぐためには、初めから追加料金が発生しにくい依頼の仕方を意識することが重要 です。
本記事では、追加料金の発生を最小限に抑えるための依頼方法について解説し、安心して遺品整理を進めるためのポイントを紹介します。

遺品整理において、追加料金の発生はトラブルの原因となりやすいです。追加料金が発生した場合、業者側に責任があるのか​​、顧客側に責任があるのか​​を明確にすることが重要です。以下、それぞれの責任の所在を整理し、具体的な事例を挙げて解説します。

業者側の責任(追加料金を業者が負担すべきケース)

業者のミスや契約不履行が原因で追加料金が発生した場合、本来は業者が負担すべきものです。以下の場合では、お客様が追加料金を支払う必要はなく、業者に責任を求めることができます。

📌事例① 見積り時の計算ミス

ケース:「トラック2台で収まる」と業者が見積もりを出しても、作業当日に「3台必要だった」と追加請求され

  • これは業者の計算ミスであり、お客様の責任ではありません。
  • 見積りの精度は業者の責任であり、業者が見積りミスをした場合、お客様が追加料金を支払う義務はありません。
  • 契約時に「見積り後の追加料金は発生しない」旨を確認しておくとトラブルを防ぎます。

📌事例② 契約時に説明されなかった費用の請求

ケース:「清掃組み込みのプラン」と説明を受けて契約したのに、作業終了後に「清掃は別料金」と請求されました

  • 契約時に「清掃が含まれている」と説明されていた場合、追加請求は不当です。
  • 契約書や見積書を確認し、業者の説明があった場合は支払いをお断りできます。
  • 解消な説明を防ぐためにも、契約時に「含まれるサービス」「追加料金が発生する条件」を明確に記載してもらうことが重要です。

📌事例③ 事前の許可なしに追加作業をして請求された

ケース:業者が勝手に追加不用品回収やクリーニングを行い、「作業をしたので料金を追加してください」と請求してきた

  • お客様の了承なしに行った作業に関しては、義務はありません。
  • 「依頼してないので、支払うには応じられません」と業者に伝えます。
  • 不安がある場合は、消費者センターなどに相談することも検討しましょう。

お客様側の責任(原則としてお客様がご負担いただくケース)

お客様の都合や判断によって追加作業が必要になった場合、その費用は原則としてお客様がご負担いただくことになります。以下のケースでは、追加料金の発生は正しいものと考えられます。

📌事例① 追加のオプションを依頼しました

ケース:「遺品の供養もお願いしたい」「エアコンの取り外しも依頼しました」と後から追加作業を依頼しました

  • 追加作業を依頼すれば、その分の料金が発生するのは当然のことです。
  • 作業を依頼する前に、追加料金の金額をしっかり確認し、納得した上で契約することが大切です。
  • 「後から高額な請求をされた」と言わないように、見積書に明確に記載してもらいましょう。

📌事例② 予定より処分する荷物が増えた

ケース:「最初は一部の家具だけを販売する予定だったが、作業当日に『やっぱり全部販売して』と変更した。」
解説

  • 販売量が増えれば、トラックの台数や作業時間が増えるため、追加料金が発生するのは合理的です。
  • トラブルを防ぐためには、事前に「何を処分するか」を明確に決めることが大切です。
  • 作業当日に慎重になることがないように、事前に家族と相談し、保管・処分の判断をしておきましょう。

📌事例③ 作業範囲の拡大

ケース:「リビングと寝室のみの整理予定だったけど、作業当日に『キッチンもお願いしたい』と追加依頼しました。」
解説

  • 作業範囲が広がることで、人員の増加や作業時間の延長が必要になるため、追加料金が発生するのは正当です。
  • 追加作業をお願いする前に、必ず金額を確認し、納得した上で依頼しましょう。
  • 事前に「どこまで整理するか」を明確に決めておけば、不要な追加費用を覚悟できます。

📌事例④ 下見時に確認していなかった場所の荷物が届いた

ケース:「見積りの際に『屋根裏には何もない』と伝えていたが、作業当日に大量の荷物が発見され、処分が必要になった。」
解説

  • 見積り時の情報と異なるため、追加料金が発生するのは発生するケースです。
  • 事前にしっかり確認し、隠れた荷物がないかチェックしておくことが重要です。

追加料金トラブルを防ぐためのポイント

契約前に詳細な見積を取得し、追加料金が発生する条件を確信してもらう。
「作業範囲」「売却するものの量」「オプション内容」を事前にしっかり確認する。
追加の作業が必要になった場合は、必ず事前に金額を確認し、納得した上で依頼する。悪質な請求があった場合は、消費者センターや適切な機関に相談する。

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